ティム・ヘッカー(Tim Hecker)が新作アルバム『Konoyo』を発売。雅楽を取り入れた極上ノイズ&アンビエントです。10月2日には来日公演も。

ティム・ヘッカー(Tim Hecker)が新作アルバム『Konoyo』を発売。雅楽を取り入れた極上ノイズ&アンビエントです。10月2日には来日公演も。

現代エレクトロミュージックで大注目のアーティストであるティム・ヘッカーが新作アルバム『Konoyo』を9月28日に発売しました。

Konoyo

Konoyo

posted with amazlet at 18.10.08
Tim Hecker
Kranky (2018-09-28)
売り上げランキング: 10,062

過去の記事でも紹介しましたが、本作は日本の雅楽団体である東京楽所と共同制作した、いわば伝統的な”“のテイストを取り入れた作品となっています。

「雅楽とは何ぞや?」という方は一度Youtube等で予習してみるといいでしょう。

 

全体を通して、雅楽を用いた古き和を感じさせる音色と、神秘的で時には破壊的なシンセ・サウンドの融合が今まで感じたことのない感覚を呼び起こしてくれます。

まるで厳粛な寺院の中でアンビエント(+ノイズ)ミュージックを聴いているような感覚。

雅楽を聴いたことがある日本人の私にとっても新しい感覚なのですから、海外のリスナー達にはかなり強烈な音楽体験となるでしょう。

 

特に圧巻なのはラストの「Across to Anoyo」。

アルバムタイトルの「Konoyo」は現世(海外サイトでは”This World”と訳されていました。)ですから、その対比としての「Anoyo」ですから死んだ後の世界(来世)のことでしょうか。

序盤の雅楽パートから、まるで何か重大な異変が起きたような機械的なノイズ、不協和音のドローンの波と、このアルバムの世界観が凝縮されてリプライズされたような一曲となっています。

また、終盤の音色が一曲目の「This Life」と酷似しており、アルバム単位でリピートすると切れ目なく曲がつながっているように感じられるのも面白い。

(まさか輪廻転生的なことを表現しているのか??)

 

今までに前例がない音楽で、なかなか言葉で表現し切ることは難しいですが、ぜひ多くの方にこの作品を聴いて頂きたいです。

日本人として何か感じることがあるかもしれませんよ?

 

そして、Tim Heckerは10月2日に渋谷で来日公演を行います。

日程:2018年10月2日(火)
会場:WWW X
時間:OPEN 19:00 / START 20:00
料金:前売¥5,000 / 当日¥5,500(税込 / ドリンク代別 / 全自由席

チケット情報等の詳細はこちらからどうぞ。

なんと雅楽の演奏家も参加する特別編成での公演となるとのことです。

もう間近ですが、本記事執筆時点ではまだチケットが買えるようなので、興味のある方はぜひ!

 

過去のティム・ヘッカーの作品も一枚一枚毛色が違い、おススメです。(発売順に並べています。)

音楽カテゴリの最新記事