【名盤ログ】Marlena Shaw「Who Is This Bitch, Anyway?」(1974)

【名盤ログ】Marlena Shaw「Who Is This Bitch, Anyway?」(1974)

お疲れ様です、ZATTAブログです。

今回から不定期に「これ聴かないで死ぬのもったいないぞ」っていうアルバムをできるだけ簡潔に紹介していきたいと思います。

 

記念すべき第一弾は、1974年にリリースされたMarlena Shawの「Who Is This Bitch, Anyway?」。

語られに語られ尽くされたJAZZの超名盤ですが(ちなみにブルーノートレコード)、このアルバムを聴かずに死んでしまう人が少しでも減るように、ここで紹介します。

まずはレコーディング参加しているメンバーから。

Bass       Chuck Rainey

Drums    Harvey Mason

Guitar     David T. Walker  (上),   Larry Carlton(下)

Piano      Bill Mays

どのパートもそれぞれの楽器で未だにお手本にされ続けるようなレジェンドです。

 

ただ、豪華なメンバーばかりに目がいきそうですが、なんといってもこのアルバムのすごさは“全体を通して素晴らしい”という総合力

 

一曲目から聴き始めると、一向に演奏が始まらず、男女の会話が延々(3分程度)続くため、気が短い方はここでブチ切れてしまうかもしれません。

英語力に自信がある方は会話の内容の理解を試みてみましょう。

要は飲み屋でのナンパの光景が描かれており、それなりに会話も弾んで高い酒まで飲ませたが、女は釣れずに去ってしまった。

そこで男が発した言葉がタイトルの「なんだあのアマは!」という訳ですね。

日本でも新橋あたりでよくみられる光景でしょう。

 

そんな会話から始まるのが超ファンクな「Street Walkin’ Woman」。


グワー、なんだこのとてつもないグルーブ感は!!」とイスから転げ落ちそうになります。

この曲の入れ替わり立ち替わりのビートの波を感じるだけでもこのアルバムを聴く価値はあります。

 

続いて紹介したいのは二曲目の「You Taught Me How To Speak In Love」。

メロディーの良さと歌唱力が光る、シンプルに素晴らしいバラード。

各パートそれぞれが歌心をもって演奏していて、それらが濃密に絡み合っています。

 

そして多くの人がバーやスタバで流れているのを聴いたことがあるかもしれない「Feel Like Making Love」。

スタンダードナンバーといっても過言ではないでしょう。

オリジナルはロバータ・フラックです。(こちらも聴いてみましょう。)

オリジナルよりだいぶテンポを落としており、ボーカルの良さもさることながら、特筆すべきはとろけそうになるほど甘~いギターの音色。

恋人と一緒に神楽坂辺りのバーで聴いたら、二人でトロトロになれるような、そんな曲です。

 

一曲一曲について書きたいことはありますが、まずは全体通して聴いてみてください。

絶対に後悔しないと思います。

 

いかがでしたか?

当時ディストーションの聴いた音楽ばっか聴いているようなオルタナ小僧だった私に、このテの音楽の素晴らしさを教えてくれた名盤です。

「ちょっと敷居が高いな」なんて思わず、聴いてみると新たな世界が開けるかも知れませんよ。

 


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